初合奏の様子

練習再開、ブラ4初合奏

第19回定期演奏会終了後の練習が再開されました。まずはメインからということで、ブラームス 交響曲第4番の通しと、その中から一部楽章を抜粋してのおさらい、そしてラフマニノフのピアノ協奏曲第2番の第1楽章の通しを行いました。

練習前は、どういう形での進行になるのか、果たしてちゃんと通るのかということで、結構ドキドキしていたのですが、いざ通してみると、無理矢理な部分は否めなかったものの、通った部分に関しては意外と通りました。

一色先生曰く、「何かの現代音楽みたいですね」と少々苦笑いされていた部分もありましたが。。。

それでも合奏をしていく中で、とにかくまだ間違えても良いからしっかりと音を出していくことだけではなく、この日集まったパートごとに、この段階でも具体的、音楽的な奏法の指示が出されていたところは収穫のあるところだったのではないかなと思います。

初合奏の様子
初合奏の様子

個人的に印象が深かったのは、内向的なブラームスでも、やはり密やかに、本当に表に訴えかけたい場所が、例えば第4楽章の237小節目からの3小節間に表現されていたり、数少ないpoco fが何故譜面上に書かれているのか(これらについてはオーケストラスコアをもしもお持ちの方がいたら紐解いてみてください)、などといった指示や提示が、初合奏にしてなされていたという点でした。こういう指示が最初から引き出されると、やはりプレイヤーとしては嬉しいものです。

それから、ブラ4に関しては、先生の思いとしては、団員に対しては譜面を4割、指揮や周りのパートの音を聴くことを6割の配分にすることを求めていきたいそうです。これ、本当にできたらすごいですね。今回はやはり初合奏だったということもあって、皆さん譜面にがっついていたという感じですから。

次に、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番に関しては、まず同世代の作曲家であるドビュッシーやラヴェルといった作曲家が印象主義的な作風となっていたのに対して、何故彼がちょっと前時代的な、まるでチャイコフスキーが作曲したかのような作風の作品を作ったのか、そしてそれが廃れることなく今の時代まで残ってきたのか、ということを考えてみて欲しいということと、特に協奏曲に関しては、とにかく曲を聴き込むことによって、仮にピアノがいなくても、頭のなかでピアノの旋律が聴こえるようにして欲しい、という希望をおっしゃっていました。ラフマニノフ自身が演奏した録音も残っているようなので、それも探して是非聴いてみて欲しい、とのこと。

どちらの曲も、まだ山登りでいうところの登山口にようやく立って歩き出したというところなので、先生の指導を都度噛み砕きながら、少しずつステップアップしていきたいですね。

以上、練習再開後の初合奏のレポートでした。