5回目の合奏の様子

5回目の合奏

これまでの練習では合奏と弦分奏を交互に行うことにより、主として弦楽器のボウイング合わせと奏法の強化を中心に行ってきましたが、弦分奏集中期間も終わり、これからのクールでは合奏を中心に行うことになります。

この日の練習は、トロンボーンに加えてオーボエが2人揃い、人数の厚みも少しずつ増してきました。嬉しいことです。

5回目の合奏の様子
5回目の合奏の様子

今回は最初にラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番を全楽章必要に応じて止めながら進めていきました。第3楽章、相変わらず苦戦をしています。特に練習番号28番以降は、当然ピアノ独奏との絡み方も重要なのですが、オーケストラの楽器どうしでのアンサンブルが難しく、またどこで出るべきかというような譜読みの部分でも苦労させられてます。一色先生曰く、この曲の伴奏は病的だ、というようなことをおっしゃっていましたが、確かに病的ではありますね。そろそろ団員の皆さんの頭の中にも弾きながらピアノの音が鳴り始めているころだとは思いますが、今一度スコアの内容とパート譜を見比べながら、それぞれのフレーズの弾きはじめを認識しなければいけないのかなとも思いました。それだけ難しいってことですね。

ブラームス 交響曲第4番は第1楽章のみを練習しましたが、その中での一色先生の解釈で興味深かった点がひとつありました。強弱記号に関する部分です。

パート譜ならず、スコアを見てみても、「だんだん強く」や「だんだん弱く」という表現が「松葉」で書かれているところと、cresc.decresc.という文字で書かれているところとに分かれています。もちろんどちらも強弱のつけ方を表していることには間違いがないのですが、ロマン派では特に、cresc.decresc.といった文字で表現をされている強弱記号に関しては、単純に音を強くしたり弱くしたりということよりも、オケとしての鳴りを大きくする(これを先生はgrow upと言っていましたね)という解釈を持ってほしいということで、なるほど、と思いました。長年オケで楽器を経験してきていても、初めて教わることは多いものです。改めてこちらもスコアを見直して勉強しなければいけないなということを感じました。

本番までまだあと9か月と先は長いですけれども、こういった一色先生の指導をひとつひとつ仰いで身に沁みこませながら、オケも少しずつgrow upしていきたいところですね。