一色先生がレシピを振りまいているところ

本番前最後の練習

早いもので、第21回定期演奏会も来週に迫ってきました。最後の練習です。

全ての曲を一通り通したんですが、ほぼほぼ通りました、ってことでいいのかな? しかしシューマンは難しいですね。何か掴み取れるようで、なかなか掴めないももどかしさというか、そんな感じの気持ちがします。

一色先生がレシピを振りまいているところ
一色先生がレシピを振りまいているところ

ただその中でも中の人が印象的だったのは、第3楽章のMolto vivaceの2番目の繰り返しの部分。これまでは割と音の粒をはっきりと出すように弾いていたのですが、一色先生からは突如柔らかめに弾くようにという指示が。なのであまり粒を立てずに音の長さ重視で弾くように変えてみたんですが、そうしたら景色が随分変わって見えるようになりました。なんというか、ウィーンの景色が目の前にふわっと広がったというか。

なかなか掴めない輪郭というのは、実はこういった何気ないパッセージやリズムといったパーツで構成されていて、一色先生は景色が見えるように一生懸命レシピを伝えてくれているのかもしれないと思いました。団員同士でもそれは同じで、他の人の音を聞いて、自分のアプローチを正しい方向に合わせて行くことで、それまでなんだかよくわからなかったものがわかるようになる、そういうものなのかもしれません。

当たり前と言えば当たり前かもしれませんけどね。今更気付くなと。

でもまぁ、本番がモヤモヤのままよりも、景色が少しでも見える本番の方が楽しいですから。

一色先生のこれまでのご指導を信じて、いざ本番へ!