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6回目の合奏の様子

6回目の合奏

今回の練習はラフマニノフ ピアノ 協奏曲2番と、ブラームス 交響曲4番の第2楽章、第3楽章でした。

6回目の合奏の様子
6回目の合奏の様子

一通り通しで練習したので、今回も少しずつ、細かい部分をについて練習していきました。

前回、後回しだったピアノ協奏曲の第2楽章から練習を始めました。4/4拍子と3/2拍子(前者4つ振り、後者6つ振りです。)の頻繁な入れ替わりに注意しつつ、cresc.dim.のタイミングについて調整を行いました。

アクセントの位置と言い、変拍子と言い、調と言い、なんという複雑な構成でしょう。

ブラームス 交響曲4番 第3楽章は、音の縦の揃えに気をつけることと、40小節付近にある16分音符 + 8分音符に付いているスタッカートはアクセントと解釈して演奏することを勉強しました。

年内の練習もあと3回です。頑張ってまいりましょう。

それでは。Have a happy Halloween!

5回目の合奏の様子

5回目の合奏

これまでの練習では合奏と弦分奏を交互に行うことにより、主として弦楽器のボウイング合わせと奏法の強化を中心に行ってきましたが、弦分奏集中期間も終わり、これからのクールでは合奏を中心に行うことになります。

この日の練習は、トロンボーンに加えてオーボエが2人揃い、人数の厚みも少しずつ増してきました。嬉しいことです。

5回目の合奏の様子
5回目の合奏の様子

今回は最初にラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番を全楽章必要に応じて止めながら進めていきました。第3楽章、相変わらず苦戦をしています。特に練習番号28番以降は、当然ピアノ独奏との絡み方も重要なのですが、オーケストラの楽器どうしでのアンサンブルが難しく、またどこで出るべきかというような譜読みの部分でも苦労させられてます。一色先生曰く、この曲の伴奏は病的だ、というようなことをおっしゃっていましたが、確かに病的ではありますね。そろそろ団員の皆さんの頭の中にも弾きながらピアノの音が鳴り始めているころだとは思いますが、今一度スコアの内容とパート譜を見比べながら、それぞれのフレーズの弾きはじめを認識しなければいけないのかなとも思いました。それだけ難しいってことですね。

ブラームス 交響曲第4番は第1楽章のみを練習しましたが、その中での一色先生の解釈で興味深かった点がひとつありました。強弱記号に関する部分です。

パート譜ならず、スコアを見てみても、「だんだん強く」や「だんだん弱く」という表現が「松葉」で書かれているところと、cresc.decresc.という文字で書かれているところとに分かれています。もちろんどちらも強弱のつけ方を表していることには間違いがないのですが、ロマン派では特に、cresc.decresc.といった文字で表現をされている強弱記号に関しては、単純に音を強くしたり弱くしたりということよりも、オケとしての鳴りを大きくする(これを先生はgrow upと言っていましたね)という解釈を持ってほしいということで、なるほど、と思いました。長年オケで楽器を経験してきていても、初めて教わることは多いものです。改めてこちらもスコアを見直して勉強しなければいけないなということを感じました。

本番までまだあと9か月と先は長いですけれども、こういった一色先生の指導をひとつひとつ仰いで身に沁みこませながら、オケも少しずつgrow upしていきたいところですね。

4回目の合奏の様子

4回目の合奏

今回の合奏では大きな変化が! というのも、トロンボーンのメンバーが入ってきたことです。3名は揃いませんでしたが、1stと2ndが入るだけでも曲の雰囲気はグッと変わりますね。

4回目の合奏の様子
4回目の合奏の様子

そんなわけで、今回の合奏では、ブラームス 交響曲第4番の第1楽章、第2楽章、第4楽章を最初にざっと通した後、主に第4楽章に重きをおいて練習しました。その中でも特に繰り返し行なったのは、トロンボーンのコラールが入るダブルバー(105小節)以降の部分で、ハーモニーはもちろんのこと、再度調性がE-mollに戻ってからの各所も、奏法から音符の長さに至るまで、かなり突っ込んだところまでディテールを固めていく形でした。こういったところも、これまでの合奏とは一味違うかなという感じでした。

第4楽章は、各楽器のアンサンブル力もそうなのですが、思い描いている音色や音の柔らかさ or 硬さを実際に表現しようとしてもなかなか思い通りにいかず、大変な楽章ですね。どのパートも、この楽章が意図しているところの音を出せるまでに苦労をしております。

とはいえ、「とにかくまず通してみる」という段階から、ディテールを少しずつ固めていく段階への入り口に差し掛かったという点は大きな進歩なのではないかと思います。まだまだ本番までは随分先は長いですが、このようにして少しずつでも掘り下げていくことができれば、もっと充実した演奏ができるようになるのではないかと思いました。

ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番は、第1楽章と第2楽章を流して、どうしてもテンポのとりにくい第3楽章はつっかえつっかえですが最後まで辿り着き、軽く第1楽章のオケメロディの奏法についてのおさらいをして、今日の合奏は終了、となりました。

これからどんどん出席が可能なメンバーが出揃っていく段階に入ってくと思いますが、その中でも手戻りができるだけないように、前へ進んでいくことができるといいですね。

3回目の合奏の様子

3回目の合奏

一色先生の合奏も3回目に入りました。

今回はラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番を第1~第3楽章(オケのみ)練習しながら通し、ブラームス 交響曲4番の第3楽章と第4楽章を練習しました。

各パートごとの個別練習ではなく、全体を通じての曲の感じに重点を置いて練習し、最後に曲の解釈について触れました。

3回目の合奏の様子
3回目の合奏の様子

まずはラフマニノフ ピアノ協奏曲2番ですが、この曲は、精神科医の支援でノイローゼから立ち直ったラフマニノフが最初に書いた曲です。第1楽章の出だしのcon passioneはソロの動きを最小単位に勘定して、重く1小節ごと弾き直すように、深い海の底から響いてくる感じで。しかし、メランコリーな演奏にならにように。また、このイメージをオケの伴奏だけでも出せるように。音源を聴いてイメージを掴んでおきましょうとのことでした。

そしてブラームス 交響曲4番についてですが、他の作曲家の交響曲は第1楽章から終楽章でをひとつの物語のように描いていることが多いですが、この交響曲は「あーでもないこーでもない」と考え込んで第4楽章からまた第1楽章へと堂々巡りしているイメージとなっています。

第3楽章中にpoco meno prestoというとても珍しい指示が記されています。ここでいうprestoは「非常に速く」ではなく「速さ」と訳され、「今までより少し速さを減らす」つまり、in tempoでテンポを戻そうとしたが、曲の感じから、勢いのあまり戻りきらないようなイメージで弾いていきます。

これからも、ソルフェージュやリズムを正確に、ゆっくり着実に練習していきましょう。

2回目の合奏の様子

2回目の合奏、ラフマニノフ通し

2回目の合奏です。今回はブラームスの交響曲第4番から第1楽章と第2楽章の抜粋と、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番を、ピアノ無しで初めて通しました。

が、これは私事で申し訳ないのですが、練習に向かう途中、京葉道路に入る前の給油中に愛車の右テールランプが点灯していないことと、タイヤが極端に摩耗していることを指摘され、急遽修理という状況に陥ってしまい、その遅れを回復するために東関東自動車道と東総有料道路を突っ走りましたが、ラフマニノフからの出席となってしまいました。

(というわけで、ブラームスは後日聞き取りという形式で以下、記述します)

ブラームス 交響曲第4番の第2楽章には2つの大きな主題があり、はじめの第2主題はチェロによって朗々と唄われるわけですが、ブラームスの本心は実はそこに現れているとうよりも、むしろ1stヴァイオリンが奏でている、上昇と下降を繰り返す音形に現れているということ。芯のあるブラームスと同時並行して内向的なブラームスが同時進行しているわけです。なので、この中(41小節目〜65小節目)に随所に現れてくる休符を大事にしながら演奏していきましょう、という先生の指示に、一同納得、という感じだったのでした。

(聞き取り終わり)

2回目の合奏の様子
2回目の合奏の様子

ラフマニノフについては、前回の合奏で第1楽章だけは行いましたが、第2楽章、第3楽章を練習するのは初めてで、とにかく苦労の連続でした。一色先生も、団員も、まず出るべき場所で音を出すということに対して必死だったような感じです。それは弦楽器、管楽器に限らずのことでした。この想像力を働かせるところが、ピアノ無しで合奏を行うということの難しさでもありますね。

ただオケがメロディーを作る部分に関しては、初回にしてはまずまずの発進具合だったのではないかと思います。あとは本当にピアノと合わせていくにあたって、まず最初にきちんと「頭」を合わせることができるか、そこにかかっているような気がします。

というわけで、一色先生からは「1日2回はこの曲を聴きましょう」というお達しが。実際問題1日2回聴くのはなかなか難しいとしても、それだけ頭のなかでピアノがちゃんと鳴っている状態にして、弾けるようにしましょうね、ということだと思います。

次回合奏では、ブラームス 交響曲第4番の第3楽章から始める予定です。この楽章もなかなか侮れないですよね。でもあまり焦らずに、しっかり練習できればと思います。

初合奏の様子

練習再開、ブラ4初合奏

第19回定期演奏会終了後の練習が再開されました。まずはメインからということで、ブラームス 交響曲第4番の通しと、その中から一部楽章を抜粋してのおさらい、そしてラフマニノフのピアノ協奏曲第2番の第1楽章の通しを行いました。

練習前は、どういう形での進行になるのか、果たしてちゃんと通るのかということで、結構ドキドキしていたのですが、いざ通してみると、無理矢理な部分は否めなかったものの、通った部分に関しては意外と通りました。

一色先生曰く、「何かの現代音楽みたいですね」と少々苦笑いされていた部分もありましたが。。。

それでも合奏をしていく中で、とにかくまだ間違えても良いからしっかりと音を出していくことだけではなく、この日集まったパートごとに、この段階でも具体的、音楽的な奏法の指示が出されていたところは収穫のあるところだったのではないかなと思います。

初合奏の様子
初合奏の様子

個人的に印象が深かったのは、内向的なブラームスでも、やはり密やかに、本当に表に訴えかけたい場所が、例えば第4楽章の237小節目からの3小節間に表現されていたり、数少ないpoco fが何故譜面上に書かれているのか(これらについてはオーケストラスコアをもしもお持ちの方がいたら紐解いてみてください)、などといった指示や提示が、初合奏にしてなされていたという点でした。こういう指示が最初から引き出されると、やはりプレイヤーとしては嬉しいものです。

それから、ブラ4に関しては、先生の思いとしては、団員に対しては譜面を4割、指揮や周りのパートの音を聴くことを6割の配分にすることを求めていきたいそうです。これ、本当にできたらすごいですね。今回はやはり初合奏だったということもあって、皆さん譜面にがっついていたという感じですから。

次に、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番に関しては、まず同世代の作曲家であるドビュッシーやラヴェルといった作曲家が印象主義的な作風となっていたのに対して、何故彼がちょっと前時代的な、まるでチャイコフスキーが作曲したかのような作風の作品を作ったのか、そしてそれが廃れることなく今の時代まで残ってきたのか、ということを考えてみて欲しいということと、特に協奏曲に関しては、とにかく曲を聴き込むことによって、仮にピアノがいなくても、頭のなかでピアノの旋律が聴こえるようにして欲しい、という希望をおっしゃっていました。ラフマニノフ自身が演奏した録音も残っているようなので、それも探して是非聴いてみて欲しい、とのこと。

どちらの曲も、まだ山登りでいうところの登山口にようやく立って歩き出したというところなので、先生の指導を都度噛み砕きながら、少しずつステップアップしていきたいですね。

以上、練習再開後の初合奏のレポートでした。